フラクショナルRF

フラクショナルRF(インフィニ）とは、表皮と真皮の両方を高周波（ラジオ波：RF）というエネルギーで治療する方法です。

皮膚にエネルギーを与える方法として、フラクショナルRF(ニードル無)・マイクロニードルRF（ニードル有り）があります。

Fractional RF（ニードル無）

2 channel照射という方式を用いて

皮膚表皮層微細剥皮と真皮層のcoagulation効果をもたらします。
表皮層微細剥皮によるくすみの改善および真皮層のコラーゲンおよびエラスチンを誘発して皮膚全体の再構築を促します。

各チャンネルのRFエネルギーが広範囲から微細にと、面から点状に次々と照射されます。
RFエネルギーを精巧かつ安全に伝達して臨床効果を極大化させることができます。

1st Channel	2nd Channel

真皮の温度を上昇させて全体的に皮膚の抵抗を低くして広範囲なvolumetic heatingを誘導する	微細な点状表皮剥皮により、広範囲なthermal effectによるcoagulation zoneを形成して皮膚の再構築と引締めへと誘導する

太さわずか200マイクロメートルの針のついたハンドピースを使い、治療を行います。

極小の針が体内に差し込まれると、針の先端からRFが照射され、真皮層内のコラーゲンを作りだす繊維芽細胞を刺激、コラーゲンの増生を活性化。さらに熱による収縮作用により、肌に張りをもたせることができます。

肌の外側から働きかける従来のRF治療器に比べ、内部から直接的に働きかけることができるため、より高い効果が期待できます。また、針の侵入深度を調節できるため、最深部からごく浅い部分まで3次元的に治療を行うことが可能です。

さらに、ごく細い針を一段ずつ、ゆっくりと差し込んでいく「Flow-Needling Technology」を採用しているため、痛みや出血はほとんどありません。

針が同時に挿入されるではなく、順次に自動的に挿入されるため、痛みと出血を最少化できます。また、針挿入の時、単位面積を縮め、挿入過程に衝撃がなく、皮膚が抑えられる現状も最少化されるため、より正確な挿入が可能になりました。

Fractional RF （ニードル無）	ほとんどありませんが、強いレベルでの施術をご希望の場合、1～2日くらい施術部位の赤みが続くことがあります。ヒリつきがなければ、当日からお化粧が可能です。
マイクロ針Fractional RF （ニードル有）	平均的に施術部位の赤みは1～2日持続します。ヒリつきがなければ、翌日からのお化粧は可能です。

Fractional RF （ニードル無）	麻酔をしない場合は30分ほどです。強いレベルでの施術をご希望のときは麻酔が必要になります。
マイクロ針Fractional RF （ニードル有）	麻酔が必要なので1時間程度です。

Fractional RF （ニードル無）	RFエネルギーがたくさん入っていくと、少し熱く感じる程度です。
マイクロ針Fractional RF （ニードル有）	麻酔をしているため、痛みは少なく、チクチクする程度です。

Fractional RF （ニードル無）	大体2～3週間あけていただければ大丈夫です。
マイクロ針Fractional RF （ニードル有）	大体3～5週間あけてください。

Fractional RF （ニードル無）	5回以上受けることをお勧めします。
マイクロ針Fractional RF （ニードル有）	3～5回くらい施術を受けると効果を実感できます。